MIDD concurrent
楽器/音響の専門メーカーで知られるヤマハの元エンジニアが監修するプロジェクトです。AMANEを含む「リアルな空間音響(立体音響)」を扱う仕組みを整備して行く事を目的として、MIDD(ミッド)と定義しました。
Meditation
「瞑想」と訳されますが、私達はリラクセイションやストレス軽減まで含めた意味で扱います。
Isolation
「分離」、たとえ一時的にせよ雑多な現実世界からの隔離を含めたイメージです。
Different
異なる場所での疑似体験。立体的な追体験を実現します。
Dimension
従来の水平方向(2D)だけではなく垂直を含む立体(3D)の効果の実現を目指します。
MIDD Concurrent seriesは3次AmbisonicsマイクのAMANEを始め、収録から再生までの一貫したシステム構成をベースに「本気の立体音響」の提案を目指しています。手軽な装置で立体音響を経験した人達が「もっと自然な立体音響」を実現する為のサポートも含めたプロジェクトです。1次Ambisonics(4ch)で満足するのは実に惜しい(いや、少しだけ追求してみるときっと満足は出来ない筈です)。しかしながら満足出来る立体音響を実現するのはかなり大変なのが現状です。私達は高精細で本格的なHOA(高次Ambisonics)を限りなくシンプルで解りやすく扱い易くして行く事を目指してこのプロジェクトをスタートさせました。
Think about MIDD concurrent
「音に包まれる」という事が立体音響最大の目的だと思います。
一般的なステレオシステムと違い、実際の劇場の観客席で聞こえる音は前方からのものだけではありません。真横からも真上からも真後ろからも、或いはその間からも・・・360度あらゆる方向から様々な音が私達に届く事で劇場ならではの臨場感を味わう事が出来る訳です。それを再現する上でなるべくシンプルな構成で忠実に再現する事が私達のシステムの最終目標ですがただ単に機器装置の提供だけではなくその意味もお伝え出来たらと考えています。AmbisonicsやBinauralといった仕組みがそのための基本的な技術になりますが、それらを順に踏まえながら必要な機器装置の開発と提供を含めてAmbisonicsやBinauralの技術もうまく活用出来る「音の入口」から「音の出口」までをトータルにサポートする仕組みの実現が私達のミッションです。究極のシンプルはエンコード/デコードを介さない「コンカレントイマーシブサウンド」と命名しました。この試みも併せて今後ご案内をしたいと思います。